
プロダクトチームのコンセンサスを得る「ローマ式投票法」
この記事では「ローマ式投票法(Roman Vote)」という意思決定を支援するためのアクティビティの一つをご紹介します。ローマ式投票法の導入によって、チームは様々なメリットを得ることができます。チームのコンセンサスが得や…

リモートワークだからこそデザインの伝え方を再考する
背景 4年ほど前に、オライリーより出版された『デザインの伝え方』という書籍の監訳を担当させていただきました。 デザインの伝え方 AmazonでTom Greever, 坂田 一倫, 武舎 広幸, 武舎 るみのデザインの伝…

デザイン思考の如くー陥りやすい3つの誤解
はじめに イノベーションに関するイベントのタイムテーブルに目を通すと、約9割くらいの確率でデザイン思考という言葉を目にするようになりました。現在半額セール中の amazon のカテゴリ別(ビジネススキル)1位も、デザイン…

ゲーム「INSIDE」が示す哲学的なメッセージ
この記事には一部過激な表現が含まれます。 INSIDEとは? 「INSIDE」は操作は至ってシンプルな横スクロール型のゲーム(Nintendo Switch, iOS, PS4)。左右フリックでの移動、ジャンプ、アクショ…

最低なユーザーリサーチ:リモートのリスクを減らすためのアプローチ
はじめに この投稿は、ユーザーリサーチを批判することを目的に書いた記事ではないことをご理解ください。自分自身の経験をもとに、ユーザーリサーチの可能性を広げるためのアプローチをご紹介し、リモートでユーザーリサーチを行ってい…

My Credo(マイ・クレド)を作るの巻
はじめに リッツ・カールトンにいつかは宿泊したいと思っています。きっかけは『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』という本を読んで、この会社が持つ「感動を創造するためのシステム」に関心を持ったからです。いつ…

リモート環境でもチームのアジリティを維持する4つのコツ
プロセスやツールよりも個人と対話を これはアジャイルソフトウェア開発宣言の一文です。アジャイル開発を継続するための重要なファクターの一つに、コラボレーションがあります。同じ場所(環境)に身を置くことで、より高い生産性とよ…

駅の階段にある矢印のアフォーダンス問題?ーInconvenient Design
どこの駅にもある、階段の矢印サイン。人と人の衝突を避けるためだと思いますが、私はこの矢印の「意味」を見失うときがあります 写真は階段で下の階に下るときに見つけたサインなのですが、視点を変えれば方向が反転してしまう可能性が…

組織文化のデザインをサポートする「カルチャー・マッピング」
はじめに 人の行動が変わる三つの要素というのを昔聞いたことがあります。 周囲にいる人、置かれている環境、金銭的な裕福さだったと思います。どれか一つでも変わると、人の行動には変化が見られるようになります。身近な例だと引越し…

MVP(Minimum Viable Product)は誰にとっての「最小限」なのか?
MVP(Minimum Viable Product)とは? プロダクト開発に携わっている人であれば、MVP という単語を一度は耳にしたことがあるかもしれません。これは最優秀選手を表彰するときの名称ではなく、起業家である…